要件はスピーディーに伝える

ご近所との付き合いが少なくなっている近頃、回覧板や宅配便を除いてはわが家のインターホンの音がしない...というような家庭も少なくありません。

そのため、インターホンが鳴って知らない人が玄関に立っていると、 訪問販売であるとか警戒心の強い人だと犯罪に結び付くのでは…と不安を感じてしまう人もいるわけです。

挨拶に出向いた際は、自分自身の名前を口にし、引越しの挨拶に来たのだと、要件を速やかに伝えましょう。

そうすることで近所の方も落ち着いて玄関を開けることができるのです。

「お忙しいところすみませんが...」「今、お時間大丈夫ですか?」など、相手を心配りしてかけた言葉だとしても、 相手は身構えてしまうこともあります。

それらの前置きの言葉は要件を先に言った後で、用いるようにしてくださいね。

ポイント

一番初めは「氏名と引越しの挨拶に来ました」を伝えて、その後「今、お時間大丈夫ですか?」と相手を気に掛けた言葉を伝えるといいでしょう。

お話しておくべきこと

引越しの挨拶で口にしなければならないことは、ご近所さんへ「これから先宜しくお願いします」といった気持ちです。

とりわけ、小さな子供がいる状況もあればペットを飼っているようならばはご近所さんに何かしら迷惑を掛けることが多いので、 こういった内容は必ず述べるようにすると良いいでしょう。

挨拶に来ていない家庭の子供やペットの行動によって迷惑に感じることがれば、 ささいなことでも、イライラしてしまうかもしれません。

それは挨拶にこなかった人間の常識がなってない、と感じるからです。

けれども、一番初めにきちっと挨拶をしておくだけで、 どうってことのないことなら容認してあげようという気になりますから、 ぜひ幼い子供がいたりペットがいるのであれば、なおのこと気を配って隣近所へ話をするようにしていってください。

引越し挨拶の例文

引越しの挨拶に、決まりきったセリフは無いと思います。

あんまり深く考えこまずに、「これから仲良くしていきたいです」「どうかよろしくお願いします」 の気持ちがご近所さんに伝われば大丈夫です。

シンプルな例文を挙げてみますので、自分流にアレンジしてみてくださいね。

お世話になったご近所さん

これまでお世話になったご近所さんへ。

『201号室の△△ですが、10日に引越しすることになりました。 何かとお世話になり、本当にありがとうございました。引越しの際は、午前中から作業で騒がしいかもしれませんが、申し訳ありません。』

これまでの感謝の気持ちと、当日に迷惑をかけてしまうことへのお詫びのコメントも含めると、相手も嫌な思いをしないで済むでしょう。

転居先のご近所さんへの挨拶

新居に転居した場合のご近所の人への挨拶。

『今日102号室に引越してきた△△です。これからよろしくお願い致します。』

あなた自身の名前と入居した部屋が何号室かをきちんと伝えましょう。

また、幼い子供がいたり、仕事などの事情で不規則な暮らしをしている、 ペットを飼っているのであればはこの時に『ご迷惑をおかけすることもあることもあるでしょうが…』と一言プラスするようにしましょう。

引越しの挨拶の経験談

社宅での挨拶

新しい住居に最近引越ししたのですが、私にとっては初めての引越しだったので、 ご近所への挨拶がとても気がかりでした。

引越し先はマンションタイプの社宅ですので、近所付き合いなどがあるのかどうかがとても心配でした。

事前に主人に確認して、どれくらいの人まで挨拶の品を配れば良いか確認しました。

社宅と言えば、通常は両隣と上下の住まいに加えて、同じ階の人たち全員、 多い場合ですと棟全体の人に挨拶にいくのが常識のようです。

不安になり主人の同僚に事前に確認したところ、私たちの住む予定の社宅はそれほど近所付き合いのある方ではないということで、 隣近所の挨拶自体いらないのではないかという予想外の答えでした。

けれども私自身も初めての引越しでしたので、念のため両隣と上下の住まいには挨拶に行きました。

引越しの挨拶の言葉としてはそれほどたいしたことは言っていません。

「お忙しいところすみません。

隣に引越してきました○○と申します。

これからご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、なにとぞよろしくお願いいたします。

「こちらつまらないものですがどうぞ」という言葉と共にご挨拶の品を手渡ししました。

どの家も恐縮した様子で品物を受け取ってくださいました。

正直なところ、私たちの社宅の場合は、挨拶自体がなくても特に問題はないようではありました。

しかし、やはり何かトラブルがあった場合、最初の印象が肝心ですので、用心にこしたことは無いと思いました。

丁寧な言葉で挨拶に行けば、悪い気持ちがする人はめったにいません。

今後も転勤の際には丁寧な挨拶を心がけようと思いました。

マンションでの挨拶

つい最近引越したばかりの私は、引越し作業の途中で隣人にバッタリ会うことが何度かありました。

ああいう時って案外言葉選びに困ってしまうもので、何も喋らないと後々会った時によそよそしくなってしまいますし、 あまり余計なことを言ってしまうと印象がよくないのではと思ってしまうのです。

咄嗟に出た言葉が近々ご挨拶に伺いますので、という一言でした。

あまりに急なタイミングだったこともありますが、その場はそれでいいかと思いました。

後で困ったのはきちんとした引越しの挨拶のタイミングを逸してしまったことです。

伺いますと言ってしまったにも関わらず、あれから三ヶ月今だに行っていないのですが、 もうおそらく敢て行く必要はない気がしてきました。

というのも朝通勤時間になって部屋を出た瞬間にまた二度ほどバッタリ顔を会わせていますし、 その度に急いでいるので簡単に会釈しています。

これだけ会えば逆に菓子折り持って伺うにもちょっとしらじらしいという気がしてきます。

幸い同じフロアにはその一軒だけ、両隣でなくてまだマシでしたが、相手は年配で感じの良い女性です。

引越す前に最近あまり挨拶しない人が多いと職場の同僚から聞いていて、 迷ってしまったのがマズかったかもしれませんが、彼ら曰く中にはちょっと変わった人もいるからという話でした。

確かに隣人は選べませんからそういうケースもあるでしょうが、今回の女性のような方なら別に問題なかったように思います。

おそらくしばらくは住むであろう新しいマンションですから、 田舎から何か送ってきそうな年末あたりにお裾分けでもしようかと思っています。

それにしても今の住宅事情はいろいろ考え過ぎてしまいます。